夏に仕事で着る黒のポロシャツと子供の黒のパーカーが色あせてきて、着るのはちょっとみっともないくらいにまでなってきたので、
捨ててしまう前に以前から気になっていたDYLON(ダイロン)という衣類・繊維用染料を試してみることにしました。
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DYLON(ダイロン)マルチで黒く染めてみた。
生地的にはまだまだ着れるのに色あせが目立ってきたくらいで「捨ててしまうのはもったいない!」と貧乏性を発揮して、探し見つけたのがDYLONでした。
ダイロンとは?
ダイロンは60年以上歴史があるロングセラー商品。このDYLONマルチは80℃の高温で様々な繊維が染まります。1袋で250gでTシャツ2枚分の繊維を染める事ができますが、濃い色(黒・紺)の場合は125gの繊維が適量となります。
容量:約5g(色により異なる)1袋で染まる量:繊維250g(Tシャツ約2枚分)※色落ちが心配な場合はカラーストップ(色止め剤)を染色後にご使用するのが良いらしいが今回はマルチのみで実施。染まる繊維は綿、麻、レーヨン、ウール、シルク、ナイロン、塩化ビニール。染まらない繊維はポリエステル、アクリル、撥水加工などの加工のある繊維。
僕が購入した商品は今回購入したのは「ダイロン」の「マルチエボニーブラック」と「カラーストップ」。
ダイロンエボニーブラック2袋とカラーストップで1000円ほど。これでポロシャツ1枚分です。
用意するもの
・容器(私は要らなくなったバケツを使用)
・ボウル(私はバケツを流用)
・泡立て器(私は割りばしで代用)
・約80℃のお湯
・塩(染料1袋につき大さじ2杯)
・ゴム手袋(私は未使用)
染め方
染めるものは昨年購入した長男の黒いパーカーと僕が仕事で着ている黒のポロシャツ。グレー寸前まで色落ちしています。
左が新品。右が染める前のポロシャツ(ユニクロです…。)
準備するもの
塩60g
お湯 12リットル
ダイロンカラーストップ
ビニール手袋
トング
バケツ
染める手順
染料を作る
衣服が入れられる容器に「お湯」「塩」「ダイロン」を入れて染料を作ります。
浸け置き
衣服を染料に入れて20分ほど浸け置きする。その間ムラが出ないようにこまめにトングなどで衣類を混ぜます。
すすぎ
水が透明になるまで10回ほどすすぎます。なかなか大変…。。
カラーストップ
再度お湯を準備してカラーストップとパーカーを15分つけ置きして色を定着させます。
カラーストップのつけ置きが終了したらすすいで、脱水。日陰で乾かしたら終了です。
仕上がりはこんな感じ
ビフォーとアフターで比較してみるとこんな感じ。明らかに黒が蘇っています。この色がどのくらいの期間持つかわかりませんが、取りあえずもうワンシーズン着れるかな?
↓こちらが染めた後。特に色褪せがひどかった肩口もキレイに染まり、新品以上に黒く仕上がりました。これでまたしばらく着れそうです。
注意するところは衣服の素材には上限温度があるので素材に合わせた温度にする事。「マルチ」自体は熱湯(80℃)が推奨のようなので高温に耐え切れない素材には適さないかもしれません。
それが以外は特に難しい事もないので、まだ着れるのに色落ちが…。という場合には試してみる価値はあると思います。1,000円チョットで出来ました。